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【東北・被災地を歩く】飯舘中学校、来年村へ 仮設校舎6年「私たちには母校」

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【東北・被災地を歩く】
飯舘中学校、来年村へ 仮設校舎6年「私たちには母校」

「PTA親子奉仕作業」に参加した親子は丁寧に、仮設の校舎を隅々まで清掃した=福島市の飯舘中学校仮校舎 「PTA親子奉仕作業」に参加した親子は丁寧に、仮設の校舎を隅々まで清掃した=福島市の飯舘中学校仮校舎

 東京電力福島第1原発事故後、避難区域となっていた福島県飯舘村の飯舘中学校は避難解除後も福島市内の仮校舎で授業を続けている。村は来年4月、認定こども園と小中学校を一つにまとめ、村にある中学校敷地内に新しい学校を開校する予定だ。6年あまりの仮設校舎の授業も間もなく終わり、新しい校舎の整備や制服の用意など、準備は着々と進んでいる。

 7月29日午前8時半。雨降る土曜日、仮設校舎には生徒と保護者が集まっていた。仮設校舎のある福島市飯野町に恩返しをしようと生徒と保護者が集まり「PTA親子奉仕作業」が行われた。周辺の清掃を行う予定だったが、あいにくの雨。父親らだけが外で草刈りをし、生徒や母親は校舎内で窓や机の裏など隅々まで丁寧に掃除した。

 ■保護者が掃除

 早朝からの作業だったが、全校生徒64人のうち集まった保護者は半分以上の33人。飯舘中は村の学校で授業を行っていたころから奉仕活動などが盛んで、保護者の参加率もかなり高かったという。保護者らは避難でバラバラになった子供たちに元気になってもらおうと、夏祭りや餅つきなどを計画して子供たちを楽しませてきた。

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