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ウナギ輸出、適切か調査 急増のアフリカ2カ国 4年で百倍、日本も消費

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ウナギ輸出、適切か調査 急増のアフリカ2カ国 4年で百倍、日本も消費

ヨーロッパウナギ(米地質調査所提供) ヨーロッパウナギ(米地質調査所提供)

 絶滅の恐れが高いとしてワシントン条約で国際取引が規制されているヨーロッパウナギについて、モロッコとチュニジアの輸出量が4年で100倍に急増し、条約事務局が両国の取引や規制に問題がないか実態を特別調査することが分かった。条約関係者が5日、明らかにした。

 ヨーロッパウナギは既に欧州連合(EU)が個体数減少のため輸出を原則として禁止。日本はモロッコとチュニジアから生きたウナギを直接輸入しているのに加え、中国などを経てかば焼きに加工されたものが日本の市場に入っているとみられる。調査で不適切な事例が確認されれば、日本の大量消費を支える取引に厳しい目が向けられそうだ。

 条約事務局の資料によると、モロッコとチュニジアの生きたヨーロッパウナギの輸出量は、2011年の5トン弱から15年に498トンと100倍に増加。加工品も5トン弱から128トンに増えた。輸出が禁止されているEU諸国からウナギをモロッコなどに密輸し、アジア諸国に再輸出しようとして摘発されるケースが増えている。

 

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