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山形大生の自殺「アカハラが原因」 両親が提訴 男性助教から人格否定

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山形大生の自殺「アカハラが原因」 両親が提訴 男性助教から人格否定

 山形大工学部の男子学生が助教によるアカデミック・ハラスメントが原因で自殺したとして、両親が大学と助教に計約1億2千万円の損害賠償を求める訴訟を山形地裁に起こしていたことが3日、分かった。大学側は請求棄却を求め争っており、小山清人学長は3日の定例記者会見で「大学の立場は裁判の中で明らかにしていく」と話した。

 原告代理人によると、学生は平成27年11月、山形県米沢市内で自殺。男性助教から人格を否定されるような言動を浴びせられ、助教を恨んでいるという趣旨のメモを残していたという。

 学生の自殺後、大学は学外の有識者による調査委員会を設置。聞き取りなどから28年6月、助教がアカハラに該当する言動をしており、学生の自死と因果関係があるとの報告書をまとめた。原告側はこの報告書を証拠として提出している。

 大学は昨年10月、アカハラを理由に助教を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表。学生の自殺については触れなかった。

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