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【地方で生きる 訪日客で東北を元気に(1)】東日本大震災で起業を決意

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【地方で生きる 訪日客で東北を元気に(1)】
東日本大震災で起業を決意

「VISIT東北」代表取締役 斉藤良太さん 「VISIT東北」代表取締役 斉藤良太さん

 東日本大震災から6年4カ月が過ぎ、被災地では復旧・復興が進展する一方で、いまなお約9万3000人が避難生活を余儀なくされています。

 私は、東北地方の観光コンテンツを生かしたインバウンド観光開発とプロモーション事業を行いたいと昨年、パソナグループの支援で株式会社「VISIT東北」を仙台市で立ち上げ、家族とともに東京からUターン移住しました。

 平成23年3月の東日本大震災の発生時は、宮城県石巻市に出張中。震災直後の被害を現地で目の当たりにしました。それ以降、被災地のために何かしたいという思いで、毎月被災地でボランティア活動に取り組んだことが、起業へとつながりました。これらの経験を通して、停滞する東北経済を復活させ、東北に住む人々の生活を永続的に豊かにするために何が必要かと考えるようになったのです。

 東北地方には、世界遺産や温泉施設など、インバウンド(外国人観光客)にとって魅力あふれる観光コンテンツが数多くあります。一方で、震災の影響による風評被害などから、訪日観光客全体の中で東北地方を訪れる人の割合は0.9%(観光庁「宿泊旅行統計調査」)と、日本全体のインバウンド需要の高まりに比べ、その需要を十分に受け止めていない状況です。

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