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【日野原重明さん死去】長寿を存分に生ききる 著述、劇、音楽…幅広く

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【日野原重明さん死去】
長寿を存分に生ききる 著述、劇、音楽…幅広く

105歳の誕生パーティーでケーキを切る日野原重明さん=2016年10月、台湾・台北市内のホテル(共同) 105歳の誕生パーティーでケーキを切る日野原重明さん=2016年10月、台湾・台北市内のホテル(共同)

 日野原重明さんは、医療の分野だけでなく、著述や演劇、音楽など文化面でも幅広く活躍。105年の人生を晩年まで存分に生ききった人だった。

 「命の大切さを子どもたちに伝えたい」と、ミュージカル「葉っぱのフレディ」の脚本化などを手掛けたのは88歳。その舞台に俳優としても出演し、子どもたちと一緒に踊ったりもした。

 90歳で出したエッセー「生きかた上手」は、発行120万部を超える大ヒット。やさしい言葉で健康や生きがいなどを語り、柔和な笑顔とともに社会で広く慕われる存在になった。ピアノを弾いて作曲をしたほか、患者を癒やす音楽療法の普及に尽力。90歳を過ぎて長年の夢の指揮者にも挑戦した。

 平成12年に設立した「新老人の会」で提唱したのは、長寿社会で生きがいを持って自立して暮らし、人生経験を社会に還元する新しい老人像だった。まさにその手本を、自ら演じてみせた。

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