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個性派本屋さん、韓国でブレイク 新世代の店主が変える出版界

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個性派本屋さん、韓国でブレイク 新世代の店主が変える出版界

トークショーのため来日した韓国の書店主、イ・ギソプさん、キム・ジンヤンさん、ジョン・ジヘさん(左から) トークショーのため来日した韓国の書店主、イ・ギソプさん、キム・ジンヤンさん、ジョン・ジヘさん(左から)

 韓国は空前の本屋ブームだそうだ。街に個性的な書店が続々と誕生し、ソウルではこの1、2年で150軒もの出店ラッシュに。そんな状況を取材した『本の未来を探す旅 ソウル』内沼晋太郎、綾女欣伸編著(朝日出版社・2300円+税)が刊行され、韓国から新世代の書店主3人が来日してトークショーを開いた。隣国の出版界でいったい何が起きているのか!?

 「本はどこで買っても同じなので、アイデアがないと生き残れません。私は、本を楽しむ文化空間として店を開きました。街の本屋さんが減っている時期だったので、逆にメディアで取り上げてもらえて、広く関心を持ってもらえた」

 2011年からソウルの学生街でセレクト書店「サンクスブックス」を経営するイ・ギソプさん(48)。いまでは本屋ブームの嚆矢(こうし)とされる存在だ。

 イさんによると、韓国では本を3~4割引するネット販売に押されて街の小さな書店がどんどん廃業していった。しかし3年前に書籍の値引きがより厳しく制限されるようになって、状況が変わったのだという。いろいろなコンセプトの本屋が相次いで登場。その活況は同書を読めば分かるのだが〈詩集だけを売る本屋、猫本を取揃(とりそろ)える本屋、読書会に特化した本屋と、そのどれもが個性的〉。来日した3人の店も人気を集めている。

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