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捕鯨基地として栄えた山口・長門で古式捕鯨を再現 「捕った鯨は今も弔っている」

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捕鯨基地として栄えた山口・長門で古式捕鯨を再現 「捕った鯨は今も弔っている」

「通くじら祭り」で、船を塗装などして仕立てた「ナガスクジラ」を仕留める漁師たち=16日午後、山口県長門市 「通くじら祭り」で、船を塗装などして仕立てた「ナガスクジラ」を仕留める漁師たち=16日午後、山口県長門市

 江戸から明治にかけ、捕鯨基地として栄えた山口県長門市通地区で16日、古式捕鯨を再現する「通くじら祭り」があった。赤ふんどしの漁師たちが「わっしょい」と雄たけびを上げて網ともりを操った。

 のろしが上がったのを見た子供たちが「鯨が来たぞ」と叫び、約35人が手こぎ船で出港。船を塗装した全長13.5メートルの「ナガスクジラ」に網をかけ背中をもりで突いて仕留めた。血潮が高く噴き出す演出に歓声が上がった。

 江戸時代に「通鯨組」として毛利藩の保護で発展した。「早川家」18代目で長門市くじら資料館の早川義勝館長(76)は「捕った鯨は今も弔っている。生きていくための文化だった通の捕鯨を伝えたい」と話した。

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