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【view 写】漂う中世ドイツのロマン マルティン・ルターの業績たたえ盛り上がり 宗教改革500周年に沸くアイゼナハ 

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漂う中世ドイツのロマン マルティン・ルターの業績たたえ盛り上がり 宗教改革500周年に沸くアイゼナハ 

ルターの宗教改革500年の横断幕がアイゼナハの街中に掲げられ、お祝いムードが漂う ルターの宗教改革500年の横断幕がアイゼナハの街中に掲げられ、お祝いムードが漂う

 うっすらとした雲が流れる青空の下、小高い丘の頂に古城がそびえる。緑がもえる麓には赤い屋根の家が立ち並び、グラデーションを奏でていた。

 ドイツ第5の都市フランクフルトから高速鉄道で約2時間。中部に位置するテューリンゲン州のアイゼナハは人口約4万の小さな都市だが、その歴史は偉人によって彩られている。

 「音楽の父」と称されるヨハン・セバスチャン・バッハは1685年にこの街で生まれた。幼少期を過ごした家は現在も博物館として残る。

 そして、宗教改革で知られるマルティン・ルターが新約聖書をラテン語、ギリシャ語の原典からドイツ語に訳したのも、この地だった。ドイツ語の発展に決定的な役割を果たしたといわれる。

 1517年10月31日、ルターはカトリック教会が発行する免罪符に異議を唱え、教会の扉に「95カ条の論題」を掲示した。これが宗教改革の引き金になり、論争は全国に広がった。宗教にとどまらず領邦や都市も巻き込み政治闘争に。曲折を経てプロテスタントが分離する大きな転換期となった。

 今年はこの改革からちょうど500年を迎え、ドイツ各地でルターをしのび記念行事が行われている。

 アイゼナハでも宗教改革を祝う横断幕やポスターが掲げられ、街全体でルターの業績をたたえていた。ルターの住んでいた家は現在も保存されている。老若男女問わず多くの観光客らは真剣なまなざしでゆかりの場所を訪れ、中世ドイツの世界に浸っていた。(写真報道局 大西正純)

                   

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