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【ニッポンの議論】キッズウイーク 久我尚子さん「多様な休み方改革のひとつ」 細川珠生さん「学校現場が混乱し、子供にしわ寄せ」 

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【ニッポンの議論】
キッズウイーク 久我尚子さん「多様な休み方改革のひとつ」 細川珠生さん「学校現場が混乱し、子供にしわ寄せ」 

政治ジャーナリスト、細川珠生さん(左)と久我尚子・ニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員 政治ジャーナリスト、細川珠生さん(左)と久我尚子・ニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員

 政府は、小中学校、高校の夏休みなど長期休暇の一部を地域ごとに別の時期に分散する「キッズウイーク」を創設し、来年度から導入する方針を示している。「休み方改革」の一環として親に有給休暇取得を促し、一時期に集中しがちな国内観光を分散するのが狙い。新たな旅行需要の創出効果も期待され、創設に賛成するニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員の久我尚子さんと、反対するジャーナリスト、細川珠生さんに見解を聞いた。(村島有紀)

久我尚子さん「多様な休み方改革のひとつ」

 --政府は来年度から、キッズウイークを導入したいとしている

 「たとえば、夏休み中の最後の平日5日間を他の時期に移すと、土日を合わせて、新たに9連休ができる。休暇の分散化は、かなり以前から出ている案だ。ゴールデンウイーク(GW)やお盆の混雑、夏休み期間の旅行代金の高額化を見ていると、休暇の分散化は必要だろう。分散化し、需要が標準化されることで、『混雑しているから、行きたくない』と思っていた人が旅行に出かけるようになり、新しい需要が喚起される可能性がある。交通渋滞も緩和され、社会全体が安定化する」

 --5月24日の教育再生実行会議では、親子の時間を増やすために導入するとされた

 「日本の子供たちは、諸外国と比べて自己肯定感が低い。一方、自己肯定感が高い子というのは、親子の触れあいが多く、多様な体験をしている。親子の触れ合いの時間を増やし地域の教育力に頼ることで、子供の能力を開花させるのは、将来世代の育成のために必要だ」

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