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埼玉・上尾の障害者施設で熱中症死 安否確認、手抜かり 県が再発防止策の必要性強調

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埼玉・上尾の障害者施設で熱中症死 安否確認、手抜かり 県が再発防止策の必要性強調

障害者支援施設「コスモス・アース」に立ち入り調査に入る埼玉県職員ら=14日、埼玉県上尾市(宮野佳幸撮影) 障害者支援施設「コスモス・アース」に立ち入り調査に入る埼玉県職員ら=14日、埼玉県上尾市(宮野佳幸撮影)

 埼玉県上尾市戸崎の障害者支援施設「コスモス・アース」で送迎車に取り残された知的障害のある同市の男性(19)が熱中症とみられる症状で死亡した事故で、男性の不在に気付きながら安否確認をしなかった理由について、同施設の大塚健司管理者(75)は14日の埼玉県の聞き取り調査に「遅刻したり欠席したりする利用者がいるため見過ごしてしまった」と説明した。県は「安否確認を徹底するための対応が必要だ」と再発防止策の必要性を強調している。(宮野佳幸、川上響)

 県によると、同施設では1日に計6回、利用者数を目視などで把握する機会を設けていたが、「しっかり確認していたかは疑問がある」という。確認方法は事実上、各事業所に任せられている。行政処分については、営業停止や新規受け入れ停止などの可能性があるが、調査を継続した上で判断する。

 男性は同施設で紙などの分別作業を行うリサイクルのグループに所属。運動能力については「物理的な介助は必要ない」としており、自力歩行は可能だった。同施設に来る際、朝に睡眠導入剤を飲んでいたという。

 約6時間も炎天下の車内に取り残された男性が発見されたのは、閉所間際。3列シートの一番後ろの座席で倒れているのを運転手が見つけた。

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