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【話の肖像画】フィギュアスケート・コーチ 浜田美栄(5)五輪シーズンも平常心で

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【話の肖像画】
フィギュアスケート・コーチ 浜田美栄(5)五輪シーズンも平常心で

ぶれない心で指導を続ける=大阪府高槻市の関西大学たかつきアイスアリーナ (門井聡撮影) ぶれない心で指導を続ける=大阪府高槻市の関西大学たかつきアイスアリーナ (門井聡撮影)

 〈荒川静香さんがトリノ五輪で金メダルを獲得し、バンクーバー五輪では浅田真央さんや高橋大輔さんらが活躍。3年前のソチ五輪では羽生結弦(ANA)が日本男子初の頂点に立った。現在、全国各地のアイスショーは満席。フィギュアスケートの人気は最高潮の様相だ〉

 時代は変わりました。浅田真央さんが有名にしたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、競技をやっている人以外は誰も知らなかったものです。私の現役時代は、全日本選手権に出場する選手は観戦チケットの販売にノルマがありました。1人10枚とか買って、家族や見に来てほしい人に渡していました。それが今は、買いたくてもなかなか手に入らないプラチナチケットになっています。

 〈子供たちにとってもあこがれの競技になり、競技人口も増えたが、危機感は消えない〉

 野球やサッカーとは違って、競技環境も含めて、まだまだ日本では定着しにくい状況です。いい選手が出なくなって勝てなくなったら、人気もすぐに落ちてしまう危険性があります。怖いのは、コーチや選手が人気にあぐらをかいてしまうことです。

 ブームが去ったときには、本当にいいものしか残りません。それはスケートに限ったことではないですよね。不景気になっても、本当に素晴らしい技術や製品を持っている企業は生き残っています。

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