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『前立腺がんは怖くない』 最先端治療から術後の影響まで平易に

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『前立腺がんは怖くない』 最先端治療から術後の影響まで平易に

『前立腺がんは怖くない』 『前立腺がんは怖くない』

 ■自らの手で健康守る

 クルミのような大きさの男性だけにある臓器、「前立腺」。精液の一部を作り、排尿のコントロールに関わっている。名前を聞いたことはあっても、その働きを知っている人は少ないのではないだろうか。

 しかし平成27年、国立がん研究センターが発表したがん罹患(りかん)数の短期予測は、衝撃的なものだった。27年の前立腺がんの罹患数が10年前の約3倍、9万8400人と男性のがんのなかで1位と予測したのだ。

 『前立腺がんは怖くない-最先端治療の現場から』(頴川晋著、小学館)は、前立腺がんの第一人者であり、テレビなどでも活躍する、東京慈恵医大泌尿器科主任教授である著者が執筆。前立腺がんについて腹腔(ふくくう)鏡手術から、冷凍療法など最先端の治療まで、平易な語り口で解説している。手術後の性機能や排尿への影響など、聞きづらい問題も丁寧に説明する。

 「性病科と泌尿器科の違い」や「前立腺がんになった有名人」「何回トイレに行くと『頻尿』なのか」など身近な話題を取り上げつつ、筆者が繰り返し訴えるのが「自らの手で健康を守る」ことだ。

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