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出荷まで100年以上の青森ヒバ、天然林復元へ 伊勢神宮採用も資源枯渇

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出荷まで100年以上の青森ヒバ、天然林復元へ 伊勢神宮採用も資源枯渇

ヒバの幼木を確認する東北森林管理局の担当者=5月、青森市 ヒバの幼木を確認する東北森林管理局の担当者=5月、青森市

 東北森林管理局(秋田市)は8月、青森県内の国有林野で、高級木材「青森ヒバ」の天然林復元に着手する。高度成長期に大量伐採後、成長の遅さを敬遠して再造林しなかったため、資源量が減少。一般住宅の柱や梁(はり)となる大きさの木材が市場にほとんど出回らなくなる事態を招いたことが背景にある。

 青森ヒバは素材の良さから住宅用木材として人気があるほか、平成25年の伊勢神宮の式年遷宮では橋の架け替えに採用された。ヒバは幼木から出荷できる大きさになるまで100年以上かかる。

 天然林復元は、津軽半島や下北半島の国有林野28ヘクタールで始める。森林管理局によると、国有林として管理していた青森ヒバは戦後、建築材や鉄道の枕木として大量に消費された。当時は木材需要が旺盛で、伐採後は3倍以上のスピードで育つ杉やカラマツを代わりに造林していた。

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