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【日本再発見 たびを楽しむ】落語・酒・江戸野菜 日本文化を遊ぶ

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【日本再発見 たびを楽しむ】
落語・酒・江戸野菜 日本文化を遊ぶ

日本酒が数種類出され、テーブルで利き酒も(演舞場サービス提供) 日本酒が数種類出され、テーブルで利き酒も(演舞場サービス提供)

 東京・新橋といえば日本屈指の花街。その地に、芸者衆の技芸を披露する場として大正14年にお目見えしたのが新橋演舞場だ。

 歌舞伎など多彩な出し物が楽しめる同劇場で近年、「新橋花柳界で日本文化を遊ぶ」をコンセプトにした催しが注目を集めている。その一つ、「落語と日本酒と伝統野菜を楽しむ会」は今年で4年目を迎えた。

 料亭のお座敷に噺(はなし)家(か)を呼ぶ「お座敷落語」をイメージし、演舞場内の食事処「東(あずま)」に高座をしつらえた「東(あずま)寄(よ)席(せ)」で、江戸野菜を使った食事と各地の地酒とともに堪能してもらおうという趣向だ。毎月1回、人気の噺(はなし)家(か)が登場する。

 取材した6月の会は、春風亭一之輔による「代書屋」「大山詣り」の2席。ごちそうが並ぶ会場をぐるりと見回し「いいですねえ。陽気な法事みたい」-マクラの一言で座があたたまる。笑って食べて飲んでまた笑って…あっという間に公演の2時間半が過ぎていった。演舞場関係者は、「毎月参加されるご夫婦や地方からのリピーターの方など客層は老若男女さまざまです」と話す。毎回ほぼ満員御礼といい、今後の出し物も目が離せない。

 演舞場ではこのほか、若手芸者発掘とお座敷遊びを楽しむ「なでしこの踊り 秋2017」を9月に予定。こちらも花街気分を味わえそうだ。

 ◇産経新聞社では7月(古今亭菊之丞)、8月(入船亭扇遊)の東寄席特別席チケット(江戸野菜土産付き)を販売中。申し込みはhttp://t.livepocket.jp/t/tokyosanpoまで。

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