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養殖餌のオキアミに肥満抑制効果 大船渡でサプリ開発

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養殖餌のオキアミに肥満抑制効果 大船渡でサプリ開発

オキアミの一種「イサダ」(岩手生物工学研究センター提供) オキアミの一種「イサダ」(岩手生物工学研究センター提供)

 釣りや養殖の餌として使われるオキアミの一種で、「イサダ」(ツノナシオキアミ)を原料とするサプリメントを開発する取り組みが、東日本大震災の被害に遭った岩手県大船渡市で始まった。肥満を抑える成分を多く含むためで、3年後を目指し、製品化する。関係者は「水産業者らの収入増につながればいい」と期待する。

 イサダは体長1~2センチで、2~4月の水揚げは三陸に春を告げる風物詩。北上市の公益財団法人「岩手生物工学研究センター」は、約10年前からイサダを研究し「8-HEPE(ヒープ)」という物質の抽出に成功。ダイエット食品に使われるEPA(エイコサペンタエン酸)などよりも、脂肪の燃焼を促進させる効果が数倍高いことを突き止めた。

 岩手医科大などとの共同研究の結果、動脈硬化や高血糖を抑える効果も期待できると分かり、農林水産省から補助を受け、6月から地元企業や漁協と「イサダまるごとプロジェクト」を立ち上げた。冷凍イサダの成分を遠心分離機などで分離し、EPAなどを多く含むオイルと水溶性成分から取り出した8-HEPEを粉末に加工、販売する。

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