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駿府城天守台調査で初めて発見 豊臣系の「金箔瓦」一般公開 静岡

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駿府城天守台調査で初めて発見 豊臣系の「金箔瓦」一般公開 静岡

駿府城跡から昨年12月に出土し、7日に一般公開が始まった「金箔瓦」(静岡市提供) 駿府城跡から昨年12月に出土し、7日に一般公開が始まった「金箔瓦」(静岡市提供)

 静岡県静岡市が駿府城公園(同市葵区)で進めている天守台発掘調査で約20年ぶりに金箔(きんぱく)付きの瓦が見つかり、7日から同公園内にある「発掘情報館きゃっしる」で一般公開が始まった。今回見つかった「金箔瓦」は、織田信長系の城にみられる、瓦の凹部に金箔を貼り付けたものではなく、凸部に金箔を貼り付けた豊臣秀吉系のもので、駿府城の改修の歴史を知る上で貴重な発見という。

 同市によると、金箔瓦は城の屋根の軒下に使用されていた瓦で、今回発見されたものは横20センチ、高さ5センチ、奥行き15センチの大きさ。金箔瓦は過去の発掘調査で3点発見されているが、いずれも織田系のもので、豊臣系の瓦が見つかったのは初めてだ。

 駿府城は1585年に徳川家康が築城を開始したが、家康が江戸に移った後の一時期、秀吉の家臣が城主を務めており、同市は織田系、豊臣系いずれの金箔瓦もこの時の改修で使われた可能性があるとしている。同城は大御所となった家康が居城とするために行った1607年の大改修前の記録は残されておらず、それ以前のものとみられる瓦の発見は歴史的価値が高いという。

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