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【囲碁】AI研究加速へ日本棋院と電気通信大が提携

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【囲碁】
AI研究加速へ日本棋院と電気通信大が提携

コンピュータ囲碁に関する提携を結んだ日本棋院の團宏明理事長(右から3人目)と電気通信大の福田喬学長(右から4人目)。左端が電気通信大の伊藤毅志助教 コンピュータ囲碁に関する提携を結んだ日本棋院の團宏明理事長(右から3人目)と電気通信大の福田喬学長(右から4人目)。左端が電気通信大の伊藤毅志助教

 公益財団法人の日本棋院(東京都千代田区)と電気通信大学(東京都調布市)は29日、「コンピュータ囲碁を用いた新たな相互技術交流」に関する5年間の提携を結んだ。プロ棋士と囲碁ソフト開発者が交流することで、囲碁と人工知能(AI)研究の発展を目指すという。両者は今年3月まで約5年間、「コンピュータ囲碁の健全な進歩とそれによる囲碁界の発展を目指す」として提携していた。近年のAIの急速な進歩により、社会活動にも大きな変化が起きようとしているため、囲碁ソフトの思考回路を一緒に分析することで、棋士の棋力アップとAI研究に役立てたい方針だ。

 電気通信大でこの日行われた調印式で、同大の福田喬学長は「ふたたび協定を結んだことで認知科学、情報通信工学研究の発展に寄与するものと期待できる」と語った。また、日本棋院の團宏明理事長は「かつては本を読んだり、師匠宅に住み込みで勉強したりして強くなっていったが、将棋の藤井聡太四段がそうであるように、囲碁でも若い棋士はソフトを利用して強くなっている。囲碁AIの研究は、棋士が強くなることや普及にも役立つのでは」と希望を込めた。

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