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【解答乱麻】少数精鋭で国力の維持を図る時代 教育のあらゆる場面で斬新な発想が求められる ジャーナリスト・細川珠生

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【解答乱麻】
少数精鋭で国力の維持を図る時代 教育のあらゆる場面で斬新な発想が求められる ジャーナリスト・細川珠生

細川珠生氏  細川珠生氏 

 今、子供たちは大きな社会の変化の中に置かれている。私のような親世代が育ったころとはあまりにも違うことが多い。そして子供たちが大人となって生きていく時代は、さらに社会は変わっているのである。

 その一番の要因は、日本の特徴的な現象でもある、超ハイスピードで進む少子高齢化である。昨年の合計特殊出生率は1・44。国も自治体も少子化対策として、待機児童対策に躍起になっているにもかかわらず、前年より低下した。出生数は97万6979人で、統計を取り始めた1899(明治32)年以降、初めて100万人を割った。

 14歳以下の子供の数は、75歳以上の後期高齢者の数より少なく、12~14歳は335万人、0~2歳は294万人と、年少になればなるほど少ない。一方、90歳生存率は男性25%、女性49%という超長寿社会でもある。

 死亡者数は130万7765人で、年間30万人以上の人口減、そして世代としては高齢者が多く、若者が圧倒的に少ないというのが現在の日本の姿である。この傾向は、年々進んでおり、今、成長過程にある子供たちは、これからもこの中に生きていくということになるのだ。

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