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【加藤一二三・九段引退】数多くの記録残し、伝説に終止符 「ひふみん」の愛称で親しまれる

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【加藤一二三・九段引退】
数多くの記録残し、伝説に終止符 「ひふみん」の愛称で親しまれる

加藤一二三・九段 加藤一二三・九段

 将棋界の「生きる伝説」として長い歴史を刻んできた加藤一二三・九段が20日、数々の記録を残して63年間のプロ棋士生活に終止符を打った。

 昭和29年、当時最年少の14歳7カ月でプロデビュー。順位戦では毎年昇級を続け、18歳で最高峰クラスのA級に昇級し、八段に昇段。驚異的なスピード出世記録は今も破られていない。“神武以来の天才”として将棋界に一時代を築く一方、アンパンマンのような顔立ちに愛くるしい振る舞いから、「ひふみん」の愛称で親しまれている。

 対局に際しては独特のスタイルを持つことでも知られる。長いネクタイの着用もその一つ。盤の前に正座すると、座布団に届くほどの長さ。熱心なクリスチャンで、対局の休憩時間には賛美歌を歌うこともしばしば。寒い時期にはどこからか対局室に電気ストーブを持ち込み、「相手も寒いだろう」と気遣ってストーブを向けたこともあった。

 対局中、相手の後ろに立って敵陣から自陣を見直すスタイルも有名だ。これがいつのころからか、「ひふみんアイ」と呼ばれるようになり、インターネット中継でも見られるようになった。

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