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帯状疱疹、高齢化で増加確実 ワクチン定期接種を検討

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帯状疱疹、高齢化で増加確実 ワクチン定期接種を検討

帯状疱疹の仕組み 帯状疱疹の仕組み

 これが全国的な傾向なら高齢化に伴い帯状疱疹はさらに増えるはず。すでにその兆候はあるとみる医師もいるが、感染症が専門の岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は「長期的には十分考えられるが今はまだ、そのために増えているとは言えないのでは」と話す。

 ◆受診遅れで悪化

 帯状疱疹の治療は抗ウイルス薬の登場で大きく進歩したが、早期の治療開始が不可欠。発疹が出て3日以内の服用が望ましいとされるが、受診が遅れ悪化するケースも多い。そこで「ワクチンで予防」という考えが出てくる。

 水痘ワクチンは昨年3月「50歳以上の帯状疱疹予防」の効能が追加されたが、接種費用は自己負担。米国で販売されている同等のワクチンでは、接種後少なくとも3年までは帯状疱疹を半減させたとのデータがある。持続期間や、年齢による効果の違いなどが、定期接種導入への検討ポイントとなりそうだ。

 帯状疱疹に詳しい東京慈恵会医大の本田まりこ客員教授(皮膚科)は「頻度は少なくても重症な例を診てきた立場からは、早期受診と併せワクチンの重要性を強調したい。誰もがかかり得る病気なので、ぜひ関心を持ってほしい」と話す。

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