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水害の保険 補償の中身は? 上限や範囲、割合など確認を

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水害の保険 補償の中身は? 上限や範囲、割合など確認を

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 例えば、損保ジャパンの個人用火災総合保険「THE すまいの保険」のベーシック型の場合は、保険金額2千万円の住宅で、水災補償「あり」が1年契約で1万2840円、「なし」で1万200円と、2640円の差がある。

 とはいえ、水害は思わぬ場所で発生することもある。火災保険グループの伊藤知行特命課長は「加入している火災保険がきちんと水害をカバーしているか、確認した方がよい」と話している。

 ◆マップ、構造考慮

 最近の火災保険は、各社共通の商品が徐々に減り、自社の独自性を出した保険商品が中心となっている。

 中でも水災は、保険金の支払い基準が「床上浸水」「地盤面から45センチ以上」「価額の30%以上の損害」など細かく規定され、各社で異なる部分がある。

 「一般的に床下浸水では保険金は支払われない。また、被害を時価で支払うのか、新価(再調達価格)で支払うのかなども、契約内容によって違うが、今の主流は新価」と平野さん。

 さらに、火災保険の中身は、損害を受けた物の修復に必要な金額を補償する「損害保険金」と、被害の発生に伴って付随する費用を補償する「費用保険」に分かれる。費用保険は、損害保険金に対してプラスアルファの補償になるが、補償費用の上限や範囲、割合なども、加入した保険によって異なる。

 平野さんは「どのような補償内容が必要なのか、市町村などが提供する洪水ハザードマップや建物の構造をもとに考えて」とアドバイスする。

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