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おしゃれにリノベ 若い家族向け、コスト抑え

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おしゃれにリノベ 若い家族向け、コスト抑え

3人の子供とリビングルームでくつろぐ花井真由美さん=金沢市 3人の子供とリビングルームでくつろぐ花井真由美さん=金沢市

 北海道苫小牧市の大鎮キムラ建設は、市内で4軒の「70年代不動産」を販売。築40年前後の家を改修し、20~30代夫婦らが購入した。

 「海に近いのでサーフィンのイメージで特徴を出すなど工夫した。年数軒手掛けて、空き家対策に役立てたい」と担当者は話す。

 ◆工夫で資産活用

 首都圏で中古住宅のリノベーションを専門に手掛けるSST(東京)は、5軒ほどの空き家を改修。高齢のオーナーが施設に入居後、空き家になるケースが目立ち、問い合わせが増えているという。

 東京都目黒区の住宅街では、築約40年の一戸建てを中央で仕切り2軒の賃貸住宅にした。ともに庭に面し駐車場を設置するなど工夫。2軒に分けたため1戸の賃料は比較的安く、子育て世代に好評という。

 同社担当者は「今後も空き家を優良資産として活用する事業に力を入れる」と説明している。

                   

 ■都市のスポンジ化も

 総務省の調査によると、平成25年10月時点の全国の空き家は820万戸で、5年前に比べ63万戸増加。総住宅数に占める空き家率は13.5%と過去最高となった。また、空き家の中でも賃貸や売却用などを除いた「その他空き家」が約320万戸と5年前に比べて2割近く増加している。

 空き家は高度経済成長期ににぎわった駅前などの商店街が「シャッター通り」となる原因になっている。また、都市部で空き家や空き地が不規則に発生して空洞化する現象は「都市のスポンジ化」と呼ばれ、都市計画の新たな課題になっている。

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