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【書評】元警察キャリアによるミステリー小説『新任刑事』古野まほろ著

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【書評】
元警察キャリアによるミステリー小説『新任刑事』古野まほろ著

『新任刑事』古野まほろ著(新潮社・2200円+税) 『新任刑事』古野まほろ著(新潮社・2200円+税)

 交番勤務からいきなり愛予署刑事一課の強行係に登用された原田貢。上司や先輩の指導を受けながら刑事の仕事を学んでいく。そんななか「指名手配犯を見かけた」という通報(タレコミ)が入る。地元で警察官傷害致死事件を起こして約10年間逃亡を続けている渡部美彌子の目撃情報だった。時効完成が目前に迫って、被疑者を取り逃がすのは〈末代までの恥辱〉と本部長も檄(げき)を飛ばした県警にとっての最重要事件だが、まさか目と鼻の先に潜伏していたというのか…。

 実務を知り尽くした元警察キャリアによるミステリー小説。リアルなディテールが物語を盛り上げる。(新潮社・2200円+税)

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