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【書評倶楽部】経済格差、学歴社会…どの側面も韓国は「生きにくい」 書評サイト「HONZ」代表・成毛眞 『ルポ 絶望の韓国』

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経済格差、学歴社会…どの側面も韓国は「生きにくい」 書評サイト「HONZ」代表・成毛眞 『ルポ 絶望の韓国』

成毛眞氏(瀧誠四郎撮影) 成毛眞氏(瀧誠四郎撮影)

 はじめにお断りしておくが、評者は嫌韓派でも親韓派でもない。あえて称するならば無韓派だ。たった1カ国の外国に対する好き嫌いで国を二分してはならないと思う。良きにつけあしきにつけ、いまは見て見ぬふりをすることが、両国関係にとっても良いと思うのだ。

 しかし、それでは無責任にすぎるかもしれない。ならば分析や議論は専門家に任せよう。ただし、現場を冷静に取材し、中立的な記述ができる人物である必要がある。

 そんなジャーナリストを探し出すことが難しいのも日韓問題をややこしくしている原因でもある。なぜか日韓関係にはプロでも感情が入り込んでしまうからだ。

 ところが、本書の著者は親韓といってもよい朝日新聞の現役ソウル支局長だ。しかも出版社はどちらかというと右寄りと目されている文芸春秋である。そこでプラスマイナスゼロになるという期待で本書を手に取った。

 本書は政治・歴史・経済・教育・社会・軍事・外交の7章で構成されている。記述は淡々として中立的だが、内容は韓国が社会のあらゆる側面で絶望の国であるという事実の集積だ。韓国人に生まれなくて本当によかったというのが素直な読後の感想だ。

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