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アニサキス症急増、有名人も食中毒に 予防は加熱・冷凍、目視で除去

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アニサキス症急増、有名人も食中毒に 予防は加熱・冷凍、目視で除去

胃内のアニサキス 胃内のアニサキス

 サバやサケなどに寄生する寄生虫、アニサキスによる食中毒(アニサキス症)が、この10年で20倍以上と急増している。最近では、タレントの渡辺直美さん(29)やお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さん(41)らが激しい腹痛に襲われたと報告している。発生件数急増の一因として、冷蔵技術の向上や、かつては常識だった予防のための知恵が通用しなくなっていることも指摘されている。(平沢裕子)

推計年7千人

 アニサキスは、サバやサケ、サンマ、アジ、イカなどに寄生する線虫(細長い虫)。食中毒は、アニサキスの幼虫が寄生した魚介類を刺し身などで生食することで起こる。食べて数~十数時間後に発症することが多い。寄生虫感染症に詳しい東京医科大学病院渡航者医療センターの浜田篤郎教授は「生食により幼虫が生きたまま体内に入ると、幼虫が胃や腸の中で暴れ、歯で胃の粘膜を突き破ったりする。おなかが痛くなるのはこのため」と説明する。

 治療は、幼虫を摘出するのが最も効果的とされ、鉗子(かんし)を装着した内視鏡を胃に入れ、検査と同時に治療をすることが多い。

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