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【天皇陛下譲位】特例法案でお住まい、組織、儀式…宮内庁が準備に「本腰」 即位時期決定まで「勝手に動けない」の声も

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【天皇陛下譲位】
特例法案でお住まい、組織、儀式…宮内庁が準備に「本腰」 即位時期決定まで「勝手に動けない」の声も

天皇陛下の退位を実現する特例法案を閣議決定した首相官邸(手前左)。中央は国会議事堂。奥は皇居=19日午前(共同通信社ヘリから) 天皇陛下の退位を実現する特例法案を閣議決定した首相官邸(手前左)。中央は国会議事堂。奥は皇居=19日午前(共同通信社ヘリから)

 天皇陛下の譲位を可能とする特例法案が19日に閣議決定されたことで、宮内庁は譲位後の天皇、皇后両陛下のお住まいやお世話をする組織の態勢、譲位・即位に関連する儀式などの準備に全庁的に取り組む。一方で譲位・即位の時期が決まらないと正式に動き出せないとの声もあり、難しい対応を迫られている。

 「陛下の譲位が実現する道筋が見え、ようやく準備に本腰を入れることができる」。特例法案の閣議決定を受け、宮内庁関係者はこう表情を引き締めた。

 譲位後の両陛下のお住まいは、皇太子ご一家が生活される東宮御所とする方向で検討が始まっている。皇太子ご一家は入れ替えで皇居・御所に入られる。皇位継承に伴う費用を最小限に抑えたい陛下、皇太子さまのご意向に沿うという。

 御所、東宮御所とも改修が必要になるが、その間、両陛下は赤坂御用地内の赤坂東邸などに仮住まいし、皇太子さまは東宮御所から皇居に通い、行事や宮中祭祀(さいし)に臨まれる見通し。

 両陛下のお世話をする組織としては「上皇職」を新設。陛下は全ての公務を皇太子さまに譲られるが、私的な活動を増やされる可能性が高く、当面は現在の「侍従職」と同程度の約80人規模を想定する。また、秋篠宮ご一家を支える新設の「皇嗣職」は約50人規模の見込みで、現在より約30人増える計算になる。

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