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【教育動向】幼稚園・保育所の学びが小学校の基礎に

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【教育動向】
幼稚園・保育所の学びが小学校の基礎に

幼児教育を小学校以降の教育の基礎に

次期幼稚園教育要領では、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿として、「健康な心と体」「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」「社会生活との関わり」「思考力の芽生え」「自然との関わり・生命尊重」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」「言葉による伝え合い」「豊かな感性と表現」の10項目を示しています。一方、小学校の次期学習指導要領では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた指導を工夫することにより、幼稚園教育要領等に基づく幼児期の教育を通して育まれた資質・能力を踏まえた教育活動を実施」するよう求めています。

これについて同報告書は、幼稚園などと小学校の教員の間で、「5歳児修了時の姿が共有化されることによって幼児教育と小学校教育との接続が一層強まることが期待されている」としています。

これまで「小1プロブレム」への対策として、幼稚園から小学校への適応に主眼が置かれがちだったスタートカリキュラムですが、次期学習指導要領では、幼小接続という観点から、幼児教育と小学校以降の教育の連続性が強まりつつあります。それは、幼児教育がそれ以降の教育の基礎であることを意味しており、これまで以上に幼児教育の重要性が増しているのです。

幼小接続期の育ち・学びと幼児教育の質に関する研究

次期学習指導要領等

(筆者:斎藤剛史)

(提供:Benesse教育情報サイト

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