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認知症ケアにロボットやIT 会話が増加/スマホで捜索も

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認知症ケアにロボットやIT 会話が増加/スマホで捜索も

遠隔操作型ロボット「テレノイド」の頭をなでる高齢女性。右奥はロボットを操作する女性 =宮城県名取市(共同) 遠隔操作型ロボット「テレノイド」の頭をなでる高齢女性。右奥はロボットを操作する女性 =宮城県名取市(共同)

 テレノイドの普及に取り組む株式会社テレノイド計画(京都府精華町)の宮崎詩子さんは「ロボットを通じ、介護される側から、弱い者を守り、慈しむ役割に回ることで、高齢者の認知機能の維持・向上が見込める」と指摘する。

 協力者に情報送信

 行方不明になった認知症の高齢者をスマホを使って地域ぐるみで捜す「みまもりあいアプリ」も誕生した。開発したのは社団法人セーフティネットリンケージ(札幌市)。

 高齢者の年齢や身長、頭髪といった身体的特徴のほか、顔写真(任意)を家族や施設職員がアプリで事前に登録。見守りに協力したい人が、アプリをダウンロードしメールアドレスを登録する。

 捜索依頼を出した地点から半径20キロまで協力者全員のスマホに高齢者の情報を送信することが可能。見つけた場合は、同法人のフリーダイヤルを通じて依頼主に直接電話で通報するシステムだ。

 利用料は無料。すでに東京都八王子市、山梨県笛吹市が実施、千葉県柏市も導入予定だ。同法人の高原達也代表理事は「全国の自治体で横断的に利用できる仕組みに育てたい」と意気込む。

 最新技術が続々

 人の手に頼りがちだった介護現場では急速に最新技術の導入が進んでいる。顔認証システムやベッドから離れたことが分かる見守りセンサー、介助の際の負担を軽減する装着型ロボットなどはすでに実用化された。

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