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【解答乱麻】「志の大切さを学んだ」と実感する教育方法…体験を通し心に深く刻まれる バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志

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【解答乱麻】
「志の大切さを学んだ」と実感する教育方法…体験を通し心に深く刻まれる バッカーズ寺子屋塾長・木村貴志

 10歳から15歳の子供たちが1年間(月2回程度)企業トップたちに学ぶバッカーズ寺子屋では、既存の考え方とは違う教育方法で成果をあげている。

 まず第1に学校も学年も異なるメンバー20名程度で社会のことやプリンシプルを学ぶ。学校も学年も異なるから、助け合い、刺激し合い、尊重し合い、切磋琢磨(せっさたくま)して学び合うメリットが生まれる。同調圧力が働かないことで楽しく学び合うことができるのだ。小学4年生から中学3年生までの子供たちを見ていると、確かに理解力は上級生の方が上かもしれないが、それも絶対的ではない。人として大切なことを「感じ取る力」に至っては学年は全く関係ない。

 第2に9時から16時までの講座に1コマ何分という制約はなく、区切りの良い所で休憩をとる。当初、今時の小学生にそんな集中力はないと周囲に言われたが、塾生たちは90分でも120分でも平気で集中して講座に参加している。大切なのは、講座の内容と質、そして、伝えたい本気の思いだ。

 第3に感じたこと気づいたことを中心に、毎講座、A4で横罫(けい)のみ28行のリポート用紙に2枚書く。1行に25字書けば1400字程になる。量から質は生まれる。沢山(たくさん)書いていると、次第に内容も充実し、文字もしっかりしてくるから不思議だ。1年の終わりには、1時間もかからず2枚を書き上げる塾生も少なくない。「書き方」以前に「聴き方」「考える力」が身につけば「書く力」は伸びる。

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