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【教育動向】少人数学級の「効果」、どう測る?

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【教育動向】
少人数学級の「効果」、どう測る?

気分を新たにした新学期もつかの間、ゴールデンウィークが過ぎ、お子さんにも心の疲れが出ているころかもしれません。不登校をはじめとした、生徒指導上の問題が気になり始める時期です。一人ひとりの子どもにきめ細かく目が届くためにも、また、世界一忙しいといわれる日本の先生の負担を減らすためにも、1クラスの人数は少ないほうがよい気がしますが、国や地方の財政も厳しそうです。どう考えればよいのでしょうか。

小学校の不登校は減るけれど…

「少人数学級はいじめ・暴力・不登校を減らすのか」……。こんなタイトルの論文が、経済産業省所管の独立行政法人経済産業研究所のホームページに載りました。なぜ文部科学省じゃなくて経産省?と思うかもしれませんが、執筆者の中室牧子・慶応義塾大学准教授が、『「学力」の経済学』というベストセラーもある経済学者(専門は教育経済学)だからです。

関東近郊の自治体の協力を得て2年間のデータを分析したところ、▽学級規模を縮小させれば、小学校の不登校を減少させる効果があった▽非常勤加配教員の配置も、不登校数の減少に大きく貢献する可能性がある▽一方で、小学校のいじめ・暴力や、中学校に関しては、必ずしも学級規模縮小や非常勤加配で効果があることは確認できなかった……といいます。そこで中室准教授は、いじめ・暴力・不登校の問題を、単純に教員の増加で解決しようとするのではなく、スクールカウンセラー(SC)など専門家を配置するなどの政策と組み合わせるよう提言しています。

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