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【天皇陛下譲位】上皇に二重権威の懸念 被災地ご訪問・警備規模、象徴との区分け不明確

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【天皇陛下譲位】
上皇に二重権威の懸念 被災地ご訪問・警備規模、象徴との区分け不明確

今後想定される宮内庁の主な課題と見通し 今後想定される宮内庁の主な課題と見通し

 宮内庁が天皇陛下の譲位後に新設する予定の「上皇職」について、現在の侍従職と同規模の態勢を検討していることが判明した。両陛下の私的なお出ましなどを見越した人員配置となるが、譲位後のご活動は不明確な部分も残され、政府の有識者会議などで懸念が指摘されてきた「二重権威」の問題が再燃する可能性もある。

 陛下は被災地訪問や慰霊の旅などを重ね、象徴天皇としての在り方を模索してこられた。宮内庁幹部は「全身全霊で務めを果たすことが難しくなると案じられたことが昨年8月のお言葉につながった。譲位後も、遠い海外など移動距離の長い旅行はお体の負担となり、想定されていないだろう」とみる。

 一方、東日本大震災の被災地などへの思いは変わらず持ち続けられることで「訪問を希望されることもありうる」という。こうしたケースでは、私的旅行の後の「お立ち寄り」という位置づけが想定されるが、一般国民からみた象徴天皇としてのご活動との違いは分かりにくい。警備や車列などの態勢も詰める必要がある。

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