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スーパー、コンビニがシニア雇用 即戦力、本人には「やりがい」

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スーパー、コンビニがシニア雇用 即戦力、本人には「やりがい」

豆腐を冷蔵ケースに並べる山下輝子さん=東京都世田谷区のサミットストア砧店 豆腐を冷蔵ケースに並べる山下輝子さん=東京都世田谷区のサミットストア砧店

 ◆新規採用増狙う

 サミットでは現在、2人のような70歳以上のスタッフが全店舗で75人働いている。これまで年に約100人のパート社員が70歳で退職してきただけに、年齢上限引き上げは貴重な人材の流出を防ぐだけでなく、新規採用につなげたいという狙いもある。人事部の渡辺孝範さんは「刺し身の切り方や盛り付けは売り上げを左右する技術で誰でも簡単にできるわけでない。また、8000点超の商品がどこにあるかを把握し品出しするグロサリーの仕事も経験がないと難しい。経験豊かなシニア世代は即戦力でもあり、働き続けてもらうのは店にとっても大きなメリット」と話す。

 マルエツは平成26年9月から直接雇用する従業員の年齢上限を65歳から70歳に引き上げた。現在、65歳以上の従業員は約1400人を数え、全体の7・5%を占める。70歳以上でも健康診断や面談などの条件をクリアしていれば、傘下の人材派遣会社に登録してから継続して75歳まで働くことができ、登録者は約200人にのぼる。広報担当者は「長く働きたいと考えている人に選んでもらいやすいよう環境を整えた。大先輩が働く姿は、若い人にもいい影響を与えている」と話す。

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