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【主張】全国学力テスト 授業の改善へもっと競え

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【主張】
全国学力テスト 授業の改善へもっと競え

 小学6年と中学3年対象の全国学力テストは今年で10回目を数える。

 順位を知ることで、成績上位県に学び、学力の底上げを図るという成果が出ている。さらに活用し、より良い授業につなげてもらいたい。

 全員参加の学力テストは、全国平均などと比べてどこに弱点があるか、学校別や児童生徒それぞれの課題が分かる。

 授業で学んだことが身についているか、実生活で生かせるか。新聞(19日付)に掲載された問題を眺めれば、そうした工夫がこらされていることが分かるだろう。

 成績が振るわなければ、授業のやり方に改善点はないかを見直す貴重な機会となる。ところが、いまだに「競争をあおる」「学校の序列化を招く」との反発から、活用しきれていないのは残念だ。

 全員参加の方式は、昭和30年代に日教組の激しい反対運動に遭って中止され、学習量を減らした「ゆとり教育」への批判のなか、平成19年度に復活した。

 この10年をみれば、過度の「競争」「序列化」は杞憂(きゆう)だった。その効用は明らかである。

 都道府県別で成績上位の秋田県や福井県などに、指導法などを学ぶ自治体は少なくない。

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