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【教育動向】学びの姿勢、転換が急務 新テストなど教育改革に備え

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【教育動向】
学びの姿勢、転換が急務 新テストなど教育改革に備え

主体性を含めた資質・能力が不可欠

現在の教育改革は、そんな生徒や児童を主体的に学ばせ、意欲的に勉強するようにすることを目指しています。

学力評価テストは、「知識・技能」中心から「思考力・判断力・表現力」中心の出題を目指し、各大学の個別選抜では、ペーパーテスト一辺倒ではない多様な方法で「主体性・多様性・協働性」を見て合否を判定します。その大学が社会に有意な人材を送り出すべく構想した、4年間の教育にふさわしい学生を入学させるためです。既に大学の授業はアクティブ・ラーニング(AL)と呼ばれる能動的な学習にシフトしており、このALを小中はもとより高校でも活発にして「主体的・対話的で深い学び」に転換し、技術革新の激しい21世紀中盤に働き盛りとなる今の子どもたちに、(1)知識・技能(2)思考力・判断力・表現力等(3)学びに向かう力・人間性等……という幅広い「資質・能力の三つの柱」で教育を行おうとしています。

大学の教育改革は、既に始まっています。入試問題の傾向も、徐々に変化の兆しが見られます。新テストが始まる前に受け身の姿勢を変えておかないと、困るのは進学後、さらには社会に出てからなのです。

国立青少年教育振興機構「高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-」

ベネッセ教育総研「第5回学習基本調査」報告書

(筆者:渡辺敦司)

(提供:Benesse教育情報サイト

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