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陛下譲位の儀式検討へ 200年ぶり、「準備委」で宮内庁など

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陛下譲位の儀式検討へ 200年ぶり、「準備委」で宮内庁など

天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」=6日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」=6日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 天皇陛下が譲位し、皇太子さまが新天皇に即位した場合、「即位の礼」などとは別に、陛下の譲位に伴う儀式を執り行う案が浮上していることが12日、政府関係者への取材で分かった。譲位を可能とする特例法案の成立後、宮内庁は代替わり関連儀式の実施方法を協議する準備委員会を設置し、政府とともに具体的なあり方の本格的な検討に入る。

 近年では1817年に最後に譲位した第119代の光格天皇も同様の儀式を行っており、実現すれば約200年ぶりとなる。

 125代の歴代天皇のうち譲位したケースは58例あるが、譲位の儀式は奈良時代には行われていたとみられる。その後、平安時代に編纂(へんさん)された宮廷儀式書に記された式次第を基に、伝承されてきたという。

 従来の儀式では、天皇と皇太子がともに立ち会いのもと、代理者が「譲位の宣命」と呼ばれる天皇の言葉を代読する形が取られてきたとされる。

 儀式の検討は、過去の文献に残る様式を参考に進められるとみられるが、前例に倣った場合、皇居・宮殿で陛下と皇太子さまが臨席される中、代理者が譲位の理由などについての陛下のお言葉を読み上げることになる。

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