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保護犬、保護猫の「譲渡会」広がる 終生ともに暮らす覚悟必要

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保護犬、保護猫の「譲渡会」広がる 終生ともに暮らす覚悟必要

保護猫団体が開いた譲渡会で、猫の様子を見る参加者=大阪市北区 保護猫団体が開いた譲渡会で、猫の様子を見る参加者=大阪市北区

 動物愛護団体や個人が共同で開く保護犬・猫の譲渡会がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで発信され、広がりを見せている。捨てられるなどして保護された犬や猫を飼いたいという人は多く、願いは「殺処分ゼロ」。求められるのは“家族”として終生そのペットと暮らす覚悟のようだ。(服部素子)

 ◆善意だけでは…

 レトロな町並みにおしゃれなカフェや雑貨店が溶けこむ大阪市北区の中崎町。3月、その一角にあるギャラリー「キャット・ソシオン」の前に長い列ができていた。店の前に置かれた看板には「子猫譲渡会開催中(有料です)」の文字。1人千円だが、親子連れなど約60人が参加した。

 主催したのは、同ギャラリーのオーナーで、保護犬・猫の殺処分ゼロを目指す一般社団法人キャット・ソシオン代表の土田磯美さん(58)。自身も捨て猫を保護する活動をしてきたが、その中で強く感じたのが「ボランティアの持ち出しと善意に頼る活動は、いつか破綻する」ということだった。

 3年前に同法人を立ち上げ、昨年から毎月第1土曜日に子猫の譲渡会を開いている。「参加費は全額、保護猫の医療費にあてています。命を救うためにはお金がかかることを一般の人にも認識してほしい」

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