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【政界徒然草】「反対派の死ね、死ねファクス一晩中」 重鎮キレて推進派が反撃 「次の選挙落とすぞと脅せ」 それでも受動喫煙対策は煙の中

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【政界徒然草】
「反対派の死ね、死ねファクス一晩中」 重鎮キレて推進派が反撃 「次の選挙落とすぞと脅せ」 それでも受動喫煙対策は煙の中

 相対する分煙派の党たばこ議連(会長・野田毅前党税制調査会長)は3月上旬の臨時総会で、飲食店について「禁煙」「分煙」「喫煙」の表示を義務化するという対案をまとめた。

 愛煙家のベテラン議員は、禁煙派の盛り返しに対して「望むところだ。受動喫煙対策は国際的な潮流というが、むしろ国内世論はわれわれを支持している」と余裕を見せる。

 実際、産経新聞社とFNNの合同世論調査では、厚労省案がよいと回答した人は37・6%だったのに対し、たばこ議連の対案を支持する人は60・3%に達した。

 禁煙派と分煙派の対立が激化する中、直接対決の場となる厚労部会は2月15日以来開かれておらず、開催のめども立っていない。

 こうした状況に安倍晋三首相の胸中も複雑だ。安倍首相は3月24日の参院予算委員会で、厚労省案とたばこ議連の対案について「今、私がどちらがよいという段階ではない」と述べ、当面は政府与党内での議論を見守っていく考えを示した。

 さらに「どちらの案が受動喫煙対策に実効性があると思うか」と問われると首相は「答えるのはなかなか難しい。どうか今の段階で私に評価を求めるのは何とかご勘弁いただきたい」と正直な心情を吐露。「最終的には議論が収斂していく中で私も判断したいと思うが、私の判断を待たずに収斂していただければいいと思っている」とも語った。

 政府は2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、今国会での法案成立を目指しているが、党内で分煙派と禁煙派が神経戦を繰り広げている現状では意見集約にはほど遠い。法案提出の行方はいまだ煙の中だ。(政治部 小沢慶太)

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