産経ニュース

「直虎」商標登録問題 特許庁が浜松市の異議認めず 長野・須坂の業者「話し合いで解決する道あった」

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「直虎」商標登録問題 特許庁が浜松市の異議認めず 長野・須坂の業者「話し合いで解決する道あった」

第13代須坂藩主・堀直虎の肖像画(長野県須坂市立博物館提供) 第13代須坂藩主・堀直虎の肖像画(長野県須坂市立博物館提供)

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台の浜松市が、長野県須坂市の老舗みそ・しょうゆ製造販売会社「糀屋本藤(こうじやほんどう)醸造舗」などが登録していた「直虎」の商標の取り消しを求めた異議申し立てに対し、特許庁が認めない決定をしたことが分かった。決定は3月27日付。ドラマの主人公の井伊直虎以外にも、歴史上に直虎を名乗る人物が複数いることから「特定の人物を示していない」と判断した。

 「直虎」の商標は、糀屋本道醸造舗など2件が昨年4月に登録を受けた。同社は今年没後150年を迎える江戸時代の第13代須坂藩主・堀直虎(1836~68年)にあやかって一昨年12月に出願していた。堀直虎は若くして同藩主となり、幕末の動乱期に藩政改革を推し進めた名君とされている。

 しかし浜松市は「直虎」の文字を土産品などに自由に使えず「特定の会社や地域が独占すべきではない」として昨年8月、異議を申し立てていた。同市は「直虎」ではなく、直虎関連のキャラクターの活用などを地元企業に促し、商品の販売に対応している。

続きを読む

「ライフ」のランキング