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ワサビ害虫「ワサビクダアザミウマ」静岡県内初確認 「適切な水位」県が注意喚起

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ワサビ害虫「ワサビクダアザミウマ」静岡県内初確認 「適切な水位」県が注意喚起

ワサビクダアザミウマによる食害被害を受け、黒く変色したワサビの根茎部分(県病害虫防除所提供) ワサビクダアザミウマによる食害被害を受け、黒く変色したワサビの根茎部分(県病害虫防除所提供)

 静岡県病害虫防除所は県中部地域の複数のワサビ栽培ほ場で、ワサビの葉や根茎を食べる害虫「ワサビクダアザミウマ」が発見されたと発表した。県内で発生が確認されたのは初めてで、現時点で駆除に有効な農薬はないという。

 ワサビクダアザミウマの成虫は、体長約3ミリの黒い体色。食害被害を受けた葉が斑点状に黒く変色するのが特徴で、地下に潜るため根茎部分も被害を受けることがある。

 国内ではこれまで、島根・広島・山口の3県で発生していた。

 同防除所によると、昨年9月に県中部の水ワサビ栽培ほ場でワサビの変色が発生。山口県内から仕入れた苗に虫が付着していた可能性があるとみられている。春から秋にかけて発生量が多くなるため、同防除所では「水ワサビは水量が不足した場合に害虫の発生が増加するので、適切な水位を保ってほしい」と注意を呼びかけている。

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