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【就活リサーチ】面接で分かりやすく話すには

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【就活リサーチ】
面接で分かりやすく話すには

 内定獲得に向けた面接の重要なポイントは、短い時間で相手にいかによい印象を残すかです。限られた時間で自分の意見を端的に表し、相手にしっかり理解してもらうことは、就活だけではなく、ビジネスの上でも非常に大切です。

 ただ、学生は目上の人と接する機会が少なく、面接が得意という人はあまり多くないようです。「会話が続かない」「うまく話せるか不安」「雰囲気にのまれやすい」など、さまざまな理由があると聞きます。今回は、4月から社会人になった先輩の面接対策法をご紹介します。

 Aさんは「相手からじっと見られていると、圧迫されているようで嫌でした。中でも自己PRは、自分をどこまでさらけ出してよいのか分からなかった」と振り返ります。対策として「暗記」も試したものの、緊張すると内容が途中で飛んでしまい、固まってしまったといいます。

 手応えをつかむ兆しが見えたのは、短くしゃべることを心掛けてから。「50字ぐらいでしゃべる感じを心掛けました」。また、友人との普段の会話の中にもヒントがあったようです。例えば、「今日、飲み会があるんだけど行く?」と聞かれた際の答え。

 「行かない。だって夜までバイト入っているんだ。この間、バイトが終わってから飲み会に行ったけど、途中で寝ちゃったし。だから行かないことにしている」

 最初に「結論」、次にその「理由」、3番目にその「具体例」の順序で話すことが、最も自分に合っていることを見つけたといいます。

 また、Bさんは、具体例を入れることで、話に厚みが出て分かりやすくなると助言してくれました。「例えば、『私の強みは何事も諦めない姿勢です』と言う場合、それを裏付けるエピソードを2つ3つは紹介できるようにした方がよい。そのためにも自分を振り返ることが大事」

 「面接の練習は複数人で」と話したのはCさん。「1人では想定通りのやり取りしか練習できない。また、自分ではうまくできたと思っても、案外、通じていないことも。他の人にチェックしてもらうと気付きがある」。加えて「面接の基本は慣れ。最初の頃は恥ずかしいのが当たり前。失敗しながら自分なりの正解を見つけていくしかない」と助言してくれました。

 企業が面接を評価する指標は多岐にわたります。企業によって、評価のポイントも同じではありません。面接が苦手だと思う人は、まずは自分をしっかりと表現することに集中しましょう。(キャリタス就活 吉田治)

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