産経ニュース

【入社式】「ふるさと復興の力に」東日本大震災の被災地で新人誓う

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【入社式】
「ふるさと復興の力に」東日本大震災の被災地で新人誓う

三陸鉄道の入社式を終え、記念写真に納まる新入社員=3日午前、岩手県宮古市 三陸鉄道の入社式を終え、記念写真に納まる新入社員=3日午前、岩手県宮古市

 東日本大震災の被災地で開かれた企業の入社式や役場の辞令交付式では、新人が東京電力福島第1原発事故や津波で傷ついた古里の復興の力になりたい、と誓った。

 岩手県沿岸部を走る三陸鉄道には6人が入社した。宮古市の本社で開かれた入社式では、同市出身の運転士候補生、古舘龍太さん(18)が「震災の時に助けてくれた人たちに恩返しができるよう、愛される運転士を目指し頑張っていきたい」と力強く語った。

 また、津波で被災した宮城県気仙沼市の気仙沼信用金庫は、3月に再建したばかりの本店で入庫式を開いた。さいたま市出身の佐野雄介さん(22)は「気仙沼出身の大学の同級生から話を聞き、被災地の役に立ちたいと思った。復興に向けて、地域経済を活性化させたい」と意気込んだ。

 福島県いわき市の温泉施設スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産の入社式には、フラガールの卵12人がスーツ姿で出席。鹿児島県指宿市出身の吉村めいさん(18)は「幼いころからの夢であるハワイアンズで働けて光栄。地元・鹿児島との懸け橋になれるよう日々努力したい」と抱負を述べた。

 3月31日に原発事故の避難指示が解除された福島県浪江町。役場は避難先の二本松市から大部分の機能を町内の本庁舎に戻し、本格再開した。馬場有(たもつ)町長から辞令を交付された新規採用の職員8人は「復興の一助となれるよう精進したい」と決意を述べた。

「ライフ」のランキング