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認知症、保険で備え 経済負担減らしトラブル補償

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認知症、保険で備え 経済負担減らしトラブル補償

認知症めぐる主な保険 認知症めぐる主な保険

 ◆線路立ち入りも

 認知症保険では、契約者本人が認知症を患い手続きができなくなり、請求漏れが生じる恐れもある。そのため、太陽生命は年に1度契約者を訪問。朝日生命も契約内容を家族に説明している。

 損害保険の分野でも認知症に注目が集まっている。認知症の人が誤って線路に立ち入り電車を止めて、監督義務を負う家族が多額の損害賠償を請求されるケースなどだ。これまで人の死傷や器物の損壊を伴わなければ、電車の運行不能による振り替え輸送費などの賠償は補償の対象とはならなかった。

 三井住友海上火災保険(千代田区)とあいおいニッセイ同和損害保険(渋谷区)は、そうした場合の賠償や訴訟費用を補償する特約「電車等運行不能賠償追加型特約」を今年1月に発売。年約2500円で同社が販売する一部の火災保険などに付けることができ、最大1億円を支給する。

 三井住友海上火災の広報、中川雅和さんは「認知症患者の増加でより広い補償範囲が求められるようになってきた。反響も大きくニーズの高さを感じている」と話している。

                   

 ■民間からさまざまな「介護保険」

 公的介護保険の要介護認定者数が増える中で、民間の保険会社の介護保険に多彩な商品が登場している。

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