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【マンスリー囲碁】井山のAI対決を先輩激励

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【マンスリー囲碁】
井山のAI対決を先輩激励

李世●(=石の下に乙)九段と対局する井山裕太六冠(右)=2月26日(酒巻俊介撮影) 李世●(=石の下に乙)九段と対局する井山裕太六冠(右)=2月26日(酒巻俊介撮影)

 日本・中国・韓国のトップ棋士と人工知能(AI)の4者が総当たりで戦う「ワールド碁チャンピオンシップ」が21日、大阪市で開幕する。日本代表として出場する井山裕太六冠(27)と、同じくAI代表として出場する日本製AI「Deep Zen Go」との初の対局に注目が集まるなか、韓国の李世●(イ・セドル)九段(34)が井山六冠にエールを送った。

 井山六冠と李九段は2月26日に東京で行われた「日韓エキシビションマッチ」で対戦し、李九段が黒番中押し勝ちした。「私がお客さんだから、もてなしてくれたのでしょう」と語り、和やかな笑顔を見せた李九段。

 李九段は昨年3月、AI「アルファ碁」と対戦し1勝4敗。世界トップ級棋士の完敗は囲碁界にとどまらず、AIの急速な進化を見せられた産業界などに大きな波紋を広げた。一方、アルファ碁が示した着手は棋士の研究材料になるなど、新たな展開に発展している。AIとの実戦経験を踏まえ李九段はこの日、「従来の辺(外側)を固める定石ではなく、AIは序盤からスキがあれば中央に進出する傾向が強い」とアドバイス。「井山さんは普段から尊敬する好きな棋士。AIにもぜひ勝っていただきたい」と激励した。

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