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国内の生息は3頭だけ…絶滅危惧種ジュゴンの新たな個体の目撃情報 沖縄沿岸

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国内の生息は3頭だけ…絶滅危惧種ジュゴンの新たな個体の目撃情報 沖縄沿岸

平成17年に沖縄本島沿岸で確認されたジュゴン (環境省提供) 平成17年に沖縄本島沿岸で確認されたジュゴン (環境省提供)

 沖縄本島の沿岸で、国内の生息は3頭だけと考えられている絶滅危惧種ジュゴンの新たな個体の目撃情報があることが19日、分かった。子供のジュゴンとされる。目撃の通りなら沖縄で繁殖した可能性が高い。絶滅回避に大きな意味を持つことになり、沖縄県などによる今後の調査に注目が集まる。

 目撃情報は本島北西部の沿岸で昨年、幼いジュゴンが、母親らしい個体と一緒にいたとの内容。保全に向けた関係者の会合で報告された。体の大きさなどから新たな個体の可能性がある。ジュゴンの子供は母親と行動し、幼いうちは母乳を飲む。

 ジュゴンは国内で沖縄だけにすみ、沖縄は世界の生息域の北限。米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設に先立つ環境影響評価で、沖縄防衛局が3頭を確認した。

 このうち雌の1頭は、本島北西部に姿を見せることが多いが、今回の目撃情報の「母親」と同一かは分からない。別の1頭は性別不明で、北西部のほか辺野古周辺でも繰り返し目撃されている。残る1頭は雄で、辺野古の北東数キロの沿岸が主な生息域。

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