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【ビジネスパーソンの必読書】『シンギュラリティは怖くない』『コカ・コーラで5兆円市場を創った男』『アイデア大全』

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【ビジネスパーソンの必読書】
『シンギュラリティは怖くない』『コカ・コーラで5兆円市場を創った男』『アイデア大全』

『コカ・コーラで5兆円市場を創った男』市川覚峯監修、太田猛著(WAVE出版・1500円+税) 『コカ・コーラで5兆円市場を創った男』市川覚峯監修、太田猛著(WAVE出版・1500円+税)

 卒業、人事異動の季節。4月から何かとせわしくなる前のエアポケットのような今の時期に、じっくりと自分を見つめ直してみてはどうだろう? 普段は手を伸ばさないような哲学、心理学など自己の内面に関わる本を読むのもオススメだ。(情報工場「SERENDIP」編集部

 ■機械が人間を超えても

 □『シンギュラリティは怖くない』中西崇文著(草思社・1500円+税)

 シンギュラリティは「技術的特異点」と訳される。今のペースで人工知能などの科学技術が発展していくとして、機械が人間を超える時点を意味する。米国の未来学者、レイ・カーツワイル氏が使い始めた言葉で、2045年ごろと想定されている。「職が奪われる」「人間が機械に支配される」などと、シンギュラリティを脅威に感じる人は少なくないようだ。しかし、本書の著者は「心配はほとんどない」と、冷静で現実的な人工知能論を展開している。

 信頼できない相手には、仕事は任せられない。機械への信頼とは「与えられた条件で、規定された期間中、規定された機能を果たすこと」だ。人工知能が発達すればするほど、機械とやりとりをするためのインターフェースの開発は重要課題になるはずだが、人間が主体的に機械に任せる仕事を選ぶことは変わらない。「職が奪われる」のではなく「職を機械に適切に配分する」の方が正しい。これなら「怖くない」だろう。

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