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【スポーツ茶論】スポーツとしての「囲碁」 謝依旻はアジア大会の銅メダリストだった 正木利和 

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【スポーツ茶論】
スポーツとしての「囲碁」 謝依旻はアジア大会の銅メダリストだった 正木利和 

謝依旻さん 謝依旻さん

 ただし、川端はそのとき「日本の囲碁」を「プレイとかゲエムとかの観念を超えて芸道」ととらえて描いた。

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 スポーツといっても、実はとても幅が広い。

 英国で近代スポーツが形作られてゆくのは19世紀のこと。以降、スポーツといえば肉体を使って競争をする「競技スポーツ」を指すようになっていくのだが、それ以前のスポーツは肉体よりも、もっと心にかかわるものとしてとらえられていた。

 20世紀終わり頃から囲碁はチェスなどとともに、判断力や記憶力といった脳の肉体的能力を競うマインドスポーツ(頭脳スポーツ)として認識されるようになり、アジア大会にも取り入れられていった。

 そういえば「団体戦のほうが個人戦よりも熱くなるんです」と謝さんは言っていた。このあたりも囲碁は競技スポーツに似ている。

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