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【第29期女流名人戦】リーグ戦第11局(1)

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【第29期女流名人戦】
リーグ戦第11局(1)

【女流名人戦】藤沢里菜女流本因坊(リーグ戦、対青木喜久代八段) 【女流名人戦】藤沢里菜女流本因坊(リーグ戦、対青木喜久代八段)

 黒 八 段   青木喜久代

 白 女流本因坊 藤沢 里菜

 【1~60】持ち時間各3時間

 先番(黒)6目半コミ出し

≪藤沢、強い思いを胸に≫

 7カ月にわたって戦われてきた女流名人戦リーグは、1月12日に最終一斉対局を迎えた。10連覇の大記録を目指す謝依旻(しぇい・いみん)女流名人(27)への挑戦者が決定する、長く重い一日となった。

 主役は5戦全勝の藤沢里菜女流本因坊(18)である。対戦相手の青木喜久代八段(48)に勝てば文句なしで、隣室で対局している奥田あや三段(28)=4勝1敗=が敗れても挑戦権獲得となる。ただし藤沢女流本因坊が敗れ奥田三段が勝って同星で並べば、リーグ内の序列上位の奥田三段に挑戦権が転がり込む。

 「勝たなければ挑戦者にはなれない」との強い思いで、藤沢女流本因坊は盤に向かった。

 左下隅、白12の大ゲイマガカリに黒13とハサんで始まる折衝は、現代の花形定石である。ただし最後の黒27とこちらの方をツイだのは珍しい。黒Aとツグのが本手とされている。本局解説者の釼持丈八段は「青木さん好みの中央を重視した意欲的な手ですが、うまく働かせるのはなかなか大変でしょう。直に白Aと切る狙いがうるさいですし、実質としても白B、黒C、白Dのカミ取りがほぼ先手なので、黒が損をしています」と疑問視した。

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