産経ニュース

【棋聖戦】決勝トーナメント開幕 佐藤康光九段、永瀬拓矢六段が勝ち上がる

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【棋聖戦】
決勝トーナメント開幕 佐藤康光九段、永瀬拓矢六段が勝ち上がる

 第88期棋聖戦(産経新聞主催)決勝トーナメントが9日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で開幕した。この日は、佐藤康光九段(47)対屋敷伸之九段(45)、深浦康市九段(45)対永瀬拓矢六段(24)の2局が行われた。対局は午前10時から始まり、持ち時間は各4時間。

 【佐藤九段-屋敷九段】

 対戦成績は屋敷九段16勝、佐藤九段14勝。佐藤九段は棋聖6期獲得しており、永世棋聖の資格を持ち、屋敷九段も棋聖3期獲得している。棋聖戦での対局は平成5年12月に行われた第64期2次予選以来。

 振り駒の結果、屋敷九段の先手で対局開始し、角交換型振り飛車で進んだ。終盤は一進一退の攻防が続き、最後は佐藤九段の玉が寄らない格好となり、午後7時28分、106手で屋敷九段が投了した。残り時間は佐藤九段4分、屋敷九段3分。

 【深浦九段-永瀬六段】

 2人の過去の対戦は3回で、すべて深浦九段が勝利している。

 永瀬六段は前期の決勝トーナメントを制し、羽生善治棋聖(46)=三冠=への挑戦権を獲得した。棋聖戦五番勝負では最終局までもつれ込み、惜しくも敗れたが、最後まで羽生棋聖を苦しめた。

 この日の対局は深浦九段の先手で開始し、相掛かりで進んだ。一進一退の攻防が続き、140手を超える頃には相入玉も見据えた熱戦が繰り広げられた。しかし、午後8時25分、180手で深浦九段が投了した。残り時間は永瀬六段2分、深浦九段1分。

 永瀬六段は次戦、郷田真隆王将(45)と千田翔太六段(22)の勝者と対戦する。

「ライフ」のランキング