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【日本学術会議】軍事研究制度容認のトップに「取材対応禁止」要請 内部でさや当て

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【日本学術会議】
軍事研究制度容認のトップに「取材対応禁止」要請 内部でさや当て

日本学術会議の大西隆会長 日本学術会議の大西隆会長

 大学の軍事研究の適否を議論する内閣府日本学術会議「安全保障と学術に関する検討委員会」の杉田敦委員長が、報道各社の取材に応じた学術会議の大西隆会長に対し「黙っていた方がよい」と要請していたことが1日、分かった。大西氏が豊橋技術科大学長として防衛省の安全保障技術研究推進制度の公募を認めた容認派である一方、杉田氏は制度活用を禁止する法政大法学部教授を兼任。最終報告がまとまる7日開催の委員会に向けて賛否両派によるさや当てが激化しそうだ。

 学術会議は2月4日、都内で委員会メンバーを招いたフォーラムを開催した。

 大西氏が大学長として有毒ガスの無害化フィルター研究に関する推進制度の公募を承認したことについて、参加者が「経費は戦争を目的とする。戦争目的性はゼロと思って学長として判子を押したのか」と質問。大西氏は「大学における判断と学術会議会長としての判断は別だ」と応じ、二重基準で臨む考えを明言した。

 一方、杉田氏は大西氏が会長、委員、学長職を兼務していることから、「非常に難しい環境(にいるの)で、そういう方は(メディアに)黙っていた方がよいのではないか」と要請。さらに「メディアでどんどん発言されて、誤解を受けることについて自己責任として受けとめていただきたい」と苦言を呈した。

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