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【東日本大震災】「いろんな思い出できた」原発事故で休校の福島県立高5校 最後の卒業式

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【東日本大震災】
「いろんな思い出できた」原発事故で休校の福島県立高5校 最後の卒業式

福島県立双葉高校の卒業式と休校セレモニーで涙ぐむ卒業生=1日、福島県いわき市(桐山弘太撮影) 福島県立双葉高校の卒業式と休校セレモニーで涙ぐむ卒業生=1日、福島県いわき市(桐山弘太撮影)

 東京電力福島第1原発事故による生徒数の減少で、3月いっぱいで休校する福島県双葉郡内の5つの県立高校で1日、最後の卒業式が行われた。卒業生たちは人生の門出に思いを新たにする一方、先輩たちが築き上げてきた歴史ある母校の休校を惜しんだ。

 双葉高(双葉町)の卒業式は、仮校舎を置くいわき明星大(いわき市)で開かれた。休校前最後の生徒となった11人が小島稔校長から卒業証書を受け取り、生徒会長の菊池歩実さん(18)が「後輩がいないことを寂しく感じることもあった。でも、3年間いろいろな思い出をつくることができました。支えてくださった方々に感謝します」と別れの言葉を述べた。

 続いて行われた休校式典では、卒業生が創立からの歩みを振り返り、校歌を歌って母校の復活を願った。

 福島第1原発から3キロほどの場所にある双葉高は、大正12(1923)年創立の旧制双葉中が前身。90年を超す歴史があり「双高(ふたこう)」の愛称で親しまれ、1万7千人を超える卒業生を輩出している。野球部が夏の甲子園に過去3度出場するなど部活動も盛んだった。

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